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UNITE 2005 Spring
○開催日:5月22日 ○会場:EDIT PARK
○開催内容:デモ・2005 JFSA CONTEST 1st・展示会他

○デモ:Brian Anderson、玉野辰磨、アンドリュー、迫ファビオ、小川アンドレ、横溝太一、太田真史、瀬尻稜
○MC:SHINNOSK8
○DJ:DJ COBO、SAZANAMI、Niwa、Yochikon
○ゲスト:Mike Carroll、PJ Ladd、Eric Koston

○EDIT PARK史上最多の観客動員を記録した、UNITE 2005 Springのレポートです。
UNITE 2005 Springレポートは製作中です。 FOURSTAR DEMO Movie


2005 JFSA CONTEST結果・レポートはこちら

2005年5月22日 日曜日
天気予報は曇り、降水確率20%
朝準備をしていると、小降りに雨が降って来た。天気予報を信じて準備続行。

9:00
朝9:00には参加者、ギャラリーがゾロゾロと来場。
出展メーカーも準備を始める。10:00頃には恵みの太陽が出た。
 
イベントの内容として、JFSAコンテスト2005 1st、4★チームデモ、メーカー展示会、屋台といった、スケートボードのお祭りとなっている。

10:30
予定通りコンテストを始めようとしたが、我々JFSAスタッフ側から予想より参加人数が少ない事を聞き、
15分ほど遅れての開会式。コンテスト参加人数はBクラス49名、Aクラス10名のエントリーとなった。
予定通りBクラス予選から始める。

12:00
気がつくとパーク内、外と合わせてギャラリーが300人くらい見られた。
やはり、スケーターは午後から動く習性があるらしい…。この時点で屋台に少し動きが見られるようになった。    
予定より10分遅れてのBクラス終了。2005年度よりJFSA初のクラス分け、Aクラスの予選がスタート。
前年度ランキング上位5名&スポンサーライダーがAクラスとなっている。
今回から始まったAクラスには上位3名に、賞金を用意した。JFSAコンテストは他のコンテストとは雰
囲気が少し違う。毎回笑いがあり、アットホームなコンテストとなっているのが売りだ。

13:30
イベント予定通りの時間に戻った。Aクラス予選終了。
ここで、出展メーカーによるマイクを使っての宣伝PR。各メーカーの出展内容、食べ物、他イベント告知などをPR。
この間に予選集計。ハプニング!プリンターが動かない。おまけにPCがフリーズ!急いで集計やり直し。
参加人数が少なかったAクラスの集計を電卓で計算し、予定を変更してAクラスの決勝から行うことにした。

気がつけば14:10
約15分の遅れ。すでにギャラリー数600人以上はいる模様。
この後に始まる4★のデモが目的での来場であろう。なんとかAクラスが始まったので外をパトロールし始める…。
僕の考えが甘かった…。ギャラリー数1000…。警察に呼び出され、対応を迫られた為、
公道からEDITの私有地にギャラリーを誘導。この間にAクラス決勝終了、Bクラスの集計も無事終わり、
Bクラスの決勝がスタート。4★チームが少し遅れると聞き再びパトロール再開。

コンテスト模様
今年よりAクラス(スポンサーライダー、2004JFSAランキング上位5名プロ、ショップライダー含む)とBクラス(ノースポンサー)に分かれての
JFSAフラットランドコンテスト2005 1st。Bクラス参加人数49名、Aクラス10名の参加選手で行われた。
Bクラス決勝
Bクラスは決勝に進出出来るのは12名、予選ではギャラリーが多いせいかみんな緊張気味だった。その中ギャラリーを沸かせた、
ニュートリック、「空手家」(プッシュして自分からレールにスネをぶつけるトリック?)が印象的だった。
決勝にはJFSAコンテスト常連の顔ぶれもあれば初参加の選手も残り熱い戦いとなった。
練習時間にはダークスライドをメークしていた宮永和彦(16歳東京都)には期待したがミスが目立った為、惜しくも同率5位になった。
優勝した真田尚人(27歳愛媛県)は安定した滑りでAクラスでも通用するほどで優勝を勝ち取った。

Aクラスは参加選手若干10名と少ないがフリースタイル、ストリートスタイル、雑誌等でもお馴染みのチョッパーがエントリーするなど面白い顔ぶれとなった。Aクラスは決勝進出者が8名と、賞金が出るとの事もあり予選はピリピリした感じが少し有った様に思えた。
予選では最後に滑ったチョッパーが笑いを狙い「目線入りパフォーマンス」で会場は盛り上がり予選を締めくくった。
Aクラス決勝
決勝にはフラットが強いフリースタイル2名と、残り6名がストリートと言う顔ぶれ。普段あまり見られないフリースタイルトリックに会場を沸かした藤井俊彰(29歳大阪府)が師弟対決でもある吉田雅法(25歳京都府)に勝ち、フリースタイル勢が2位、3位と続いた。
健闘を見せたが惜しくも4位になったは最近のパークコンテストで活躍している太田真史(13歳新潟県)。
見事、2005JFSAコンテスト1stで優勝を勝ち取ったのは、宮崎県からエントリーの杉下正樹(27歳)であった。
とにかく上手い!ミスがない!カーブトリック、フラットトリック、安定感、難易度、スタイル、どれをとっても完成されていた。
最近流行りつつあるフラットランド、レベルが高くなって見る方も楽しめるコンテストになってきた。
こうして、JFSAコンテスト2005 1stは幕を閉じた。

コンテスト終了15:40
予定より10分遅れでデモ…のはずが、4★チームが渋滞で遅れているとの連絡。
その前に、会場は4★チーム見たさに満員電車状態…。4★チームが来てもこのままではデモは出来ない状態になっていた。
会場整理の為マイク放送で叫ぶがなかなかうまく動かない。外もギャラリーで埋め尽くされていた為、外にも出れない状態になっていた。

Brian Anderson
遅れる事40分。4★チームの1人、Brian Andersonが来場!歓声がすごい!それもそのはず、1000人を超えているギャラリーが叫ぶのだから…。
とりあえず滑ってもらうことに。残りの4★チームはまだ渋滞にはまっている模様。パーク内はこれ以上入らないギャラリー。外は…やばい!
公道に溢れている人・人・人。しかもギャラリーのマナーが悪い。ゴミ、煙草のポイ捨て、自分が見たいが為に人の車の上に乗る、
ひどい人はスケーターの天敵であるガムを捨てていた人までいる…スケーターである前に人としての常識がなさすぎだ。
近隣のビルの方々には事前に報告していたが、やはりギャラリーのマナーの悪さにクレームが来た。
UNITEではスケーターではない一般人の人にスケートボードへの理解をしてもらう為に開催していることも含め、今回改めて一部のスケータ
ーのマナーの悪さを残念に思っている。
日本&ブラジル人ライダー
30分くらいBrian Andersonと日本とブラジル人ライダー(玉野辰磨、アンドリュー、迫ファビオ、小川アンドレ、横溝太一、太田真史、瀬尻稜)が何とか繋いでくれていたが、雨…路面はいつの間にか濡れていて、滑れる状態ではなくなっていた。
と、同時に遅れていた4★チームが来場。残念な事に滑りは見れなかったが最後にTシャツ&ステッカー等を4★チームが投げてUNITE 2005 springは幕を閉じた。

ギャラリーがいなくなったパーク内には、沢山のゴミ、会場外にもゴミ、来場してくれるのはうれしいのだが、スケーターである前に1人の人間としての、
最低限のマナー、常識がある人間になってもらいたいと思う。

最後に片づけを手伝って頂いたメーカー、ギャラリーで来たのにゴミ拾いをしていた人達、ボランティアスタッフの方々、EDIT PARKのスタッフの方々、そして書ききれないほど多くの応援してくれた方々本当に本当に感謝します。
有り難うございました。

レポート:UNITE実行委員会 JFSA代表 鈴木もいち


製作:COMMOTION
カメラ:318 TAKA / SuperCell



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