GATE JAPAN / TAMPA AM 07 REPORT
COMMOTION SKATEBOARD >TAMPA REPORT 2

GATE Series 2006にて、見事グランド・チャンピオン、並びに、最優秀M.V.P選手賞を受賞した「瀬尻稜」。そして、 ジュニア・ランキング2位の人気ライダー「上井陵」の2名が、厳正なる審査により、GATE JAPAN公認推薦特待選手 として、海外コンテスト参戦&観戦の切符をGATEで手にした! そのコンテストとは、フロリダ州(USA)にある世界的に有名なスケートパーク「TAMPA」にて毎年開催される豪華 コンテスト、今回はなんと、あの「TAMPA AM 2007」!アマチュアのコンテストと言えど、そのレベルは世界TOP アマ基準に等しく、プロ戦並にスポンサーもビッグ。今回は、「NIKE SB」がメイン協賛に、そして、ライダーも抱え 海外のスケートボード・コンテストでは最近お馴染みとなった、日本でも認知が広がる「RED BULL」。世界各国から シード選手が招待され、自社出版によるビデオ・リリースも毎年好調。その他、アメリカのスケート業界各メディア が注目し必ず結果を取り上げる舞台なだけに、ここで結果にこだわることはライダーにとって大きな価値があること である。また、過去にリリースされた数多くのタイトルに収録された映像などからも判る通り、スケーターなら一発 で認知されることは予想するまでもないだろう。   今回は、1/17〜23までの約一週間ほどの短期遠征。GATE JAPAN代表SHINNOSK8引率のもと、現地TAMPA主催 側からも派手な歓迎を受け確実に日本のシーンの存在を充分にアピール出来たTRIPとなり、旅は爆笑の連続ではあっ たが、SHINNOSK8曰く「かなりの収穫を得た!!」と実感を語る。 また、別ルートにて先に現地入りしていた武石レオ(※GATE Series 2006「GATE2」OVER-18クラス2位獲得)と も一時合流。しばしのFLEXを楽しんだ。 「日本のライアン シェクラー」と何度も紹介され出走した瀬尻、世界のアマチュアのレベルを目の当たりにした上井 の心境はいかに?そして、アメリカでの楽しいスケート生活とは? それでは、GATE JAPANのレポートをお楽しみ下さい!
2006年度より!GATE Series 2006 SKATEBOARD CONTEST(全国サーキット・シリーズオープン戦)を中心に、JAPAN SKATEBOARD AWARD 2006 -日本スケートボード大賞授賞式-を開催し成功を納めるなど、SHINNOSK8 がGATE JAPAN代表就任後、昨年下半期から加速的な発展を遂げた国内スケートボード・シーン!そして、2007年の今年、未成熟な国内シーンを体質から見直し、基本とも言える、全世代と現代のスケーターの 発展を追求するGATE JAPANは、その活動を確実に世界へと広げ、国内シーンを更に盛り上げる!
遠征初日、成田国際空港15:30集合。メンバー全員時間通り到着。一路タンパを目指し出国&搭乗手続。一昨年のELEMENT SUMMER CAMPに参加、また、瀬尻は去年に参戦したPHOENIX AM(アリゾナ)遠征の経験もあり、2人共小慣れた様子。そして、今回の旅のチャーター発起人&ツアーガイド、FIZZ BEARINGSの小澤太一氏も同行。一同、旅の始まりである。 当初、成田空港17:55発→(フライト約11時間半→シカゴ経由(現地時間14:23着/16:50発)→タンパ到着(フライト約2時間15分/現地 時間20:24着)だったが、無事に成田空港を飛んだ後、経由地のシカゴ空港にてタンパ行きの全顧客を管理するコンピューター・システム のダウンに見舞われ約2時間半の足止めを喰らう。合計約5時間ほどシカゴ空港にいた計算。海外旅行では決して珍しいことでではない。 そして、ようやくシカゴ時間19:15にボーディング開始。タンパ国際空港に到着したのは22時半を回っていた。日本とタンパの時差は、 約14時間(ちなみに、シカゴとタンパの時差は約一時間)。手配済みのレンタカーをPICK。今回の旅の拠点となるMILNER HOTELへ直行 した。シカゴは昼間の気温−2℃ほどだったがタンパの夜は暖かい。イースト・コーストでも南部のため、涼しい夏時期の西海岸に似てい ていたためか?早速持ってきていたJAY-Zの「KINGDOM COME」の「HOLLYWOOD」を何故かフロリダのタンパの地で一回だけ爆音で聴 きたくなり、早速カーステをイジるが全くの無反応。アメリカのレンタカー事情、特にカーステのことを忘れていた。仕方なくラジオを 回し続けるが、そうこうしているうちに目的地のMILNER HOTELへ到着。時間は午前0:00過ぎ。 受付カウンターでは、各地から集まった沢山のスケーターがまだCHECK INNをしている。先に現地入りしていた武石レオも同じHOTELと いうことで、太一氏を「HUSBAND.」と言い、SHINNOSK8を「BOY FRIEND.」と言いまくる、受付のFATな黒人姉ちゃんにレオのル ームナンバーを聞きつけ即行くなり激ノックWHAT'S UP!?攻撃!一度は眼を覚ましたレオだったが、その後また眠ってしまったようだ。 一行は長旅の疲れの中空腹を満たすためドライブへ。夜中という時間的に24Hマクドナルドへ。飯喰ったら即寝だった。後から聞いたの だが、チェック・インの時に仲良くなったDREW&JAKEにも、レオにも、受付の黒人姉ちゃんはみんなに「BOY FRIEND」と言っていたよ うだ。しかし、「HUSBAND⇒旦那」は、太一氏のみということになったが全く羨ましくなかった。W-RYOは笑ってた。無事タンパ上陸。
朝10:00起床。遂にTAMPAに行く日である。今日は、OPEN PRACTICE(公開練習日)と、夜はパークにて20:00から「WELLCOME TO TAMPA PARTY」が開催される。TVをつけスケートに行く準備をしながら天気予報をチェック。チャンネルを回しながら映る画面と聴こえてくる英語を耳にしアメリカを実感する。

タンパの今日の最高気温は、26℃。湿度は68%と放送されている。夜から朝方にかけては薄手のジャケット一枚くらい欲しい肌寒 さだが、晴れた日の昼間はまるで涼しい夏のようだ。これがフロリダの冬である。湿度の低い日はスケートにも生活にも最高の気候 となる。考えてもみたら、そういえばだが、地元の車のナンバーにも印されるほどオレンジで有名なフロリダの夏の日射しと気温は 半端じゃない。日本とは逆にこの時期が一番コンテスト開催に向いてるのかも知れない。

まずは皆で大会の日程表を再度確認し、各 自練習がてら二日間ある予選日のどちらの出走になるのかも知りたいところだ。いざ、「Spot(Skate Park Of Tampa)」へ出発! MILNER HOTELからパークまではすぐ近くだった。歩いても10分以内の距離。到着するなり出発前からメールで事前連絡を交わして いたBRIANを頼りにSTAFFに声を掛ける。すぐに本人が現れ、挨拶を交わす。また、タンパのボス、RIANとスタッフのROBにも挨拶を交わし「遠く日本から来てくれてありがとう!」と、とても暖かく歓迎してくれた。パーク使用料も免除してもらい、ジョークを 交えながら、早速念願のパーク内へ案内してもらった。

既に数人のスケーターが滑っている。上井と瀬尻も準備し滑り出した。2人共最初はゆっくりと場を観ている様子。持ち技と照らし合わせ、出来る限り高度なルーティーンを組みたいところだ。見た目で大き く見えるRの発射台や中央のバンクを飛んでからのカーブBOXなど、このパークのSPEED感を捉えればたいしてゴツクない。むしろ、 回しからも丁度良い高さと幅だ。写真左側の中央、NIKEのバナーの下のバーチWALLとその右側のクォーターは、それだけで見ると ややRもタイトなものの、回ってるスピードを考えるとやはり合う。しかし、まぁ、楽しいのなんのって!TAMPA最高!

それから長いこと練習に打ち込んだ。気づけば夕方。結構人が増えてきたようだ。日本人は自分達だけ。やはりニューフェイスは珍しいのか、何人ものスケーターが気軽に話し掛けてくれる。やや緊張気味だが楽しそうだ。次第にパーク全体では、どのセクション ももう、流れが止まらない。アマと言えど、海外スケーターの動きの良さも去る事ながら、それでいて皆常にハングリー。メイクに執着する精神からか、隙さえ あればすぐに出走し自分のための練習に集中力を切らさない。楽しみながらも真剣そのものだ。一見、ガツガツでイケイケに感じ圧倒されそうだが、実はスケートに対して真面目に気合いを入れてるだけである。最初から雰囲気だけで負けては話にならない。慣れない環境の中結局合計9時間近く滑り続け、その後、屋外にあるバーチカルを滑る子供達を観ながら休憩をとった。

外はもう真っ暗である。バーチカルの左側で人が集まっていたので何かと思い見に行くと、ようやくエントリー者全員の出走日とヒートが発表されていた。武石は、一日目(NO.29/HEAT4)、瀬尻は、二日目(NO.21/HEAT3)の出走。横で瀬尻はキッズ・スケーターに「お前のニ ンジャ・ステッカーはカラフルでカッコイイな!」と話し掛けられ、アメリカ版の方のステッカーを見せられているが「OH!YEAR !」とだけひたすら答えている。楽しそうだ。 そうこうしている内に、何処からともなくDJが曲をMIXする音が聴こえた。メインSTREETコースの外、屋外バーチカル・エリアを 挟んで向い側の建物にも、プチSTREETコース、ミニランプ、BOWLがあり、どうやらそっちサイドから聴こえるようだ。仕切られ たフェンス越しに中を除いたら、知らない白人スケーターが「お前も来なよ!RED BULLが飲み放題だぜ!」と嬉しそうに誘ってく る。

一旦、パークのメイン・エントランスを出てパークに隣接するタンパ名物のピザ屋から外回りに中へ入る。なんと、このフロア では、地元のタトゥ−・アーティストによるギャラリーが開催されていた。どれもアイデアに富み力作揃いだ。やはりスケートボー ドとアートはとても親密にある。ジャンルや下手な概念もなく遊び心も素晴らしい。高い技術は感動を誘う。そこには、音楽的影響 や人種、宗教の違いなど、様々な特徴やメッセージが自由に入り混じる。スケート・アートの世界だ。全て同じ人間が生み出したリ アルな感情表現。写真を撮りつつその場に居た数人と仲良くなり、絵についてしばし話す。BOWLの方へ行くなり人だらけ。満員御礼だ。照明も薄暗くされ、スケートパークがまるでクラブ・イベントのような雰囲気を醸し出している。こんなに居たの?と思う程もの凄い人集りである。合計400人程度は裕に集まっているように観える。既に、一番奥の BOWLでは、スーパー・セッションが繰り広げられ、そこが今夜のメイン舞台だ。メチャメチャ盛り上がっている!皆次の出走のため、 今かと我先にDECKを度々何度も突き出す。なんと、BOWLのコ−ピング回り全部に出走を待つ人でいっぱいの状況だ。
アツイッ!

そ して、誰かがヤバいTRICKをカマすと、そこにいる全員がコ−ピングをDECK叩きまくり大歓声が響き渡る。BOSSのRIANもデカ目のDECKでゴリゴリ参加している。そのお祭的勢いには流石の上井&瀬尻も圧巻。目が釘付けになっている。これが本当のセッションだ 。別の言い方をすれば、コレが普通のセッションだ。この光景を日本のスケーター達に伝えたい。昔の様にまた本気でそう思った。各 メディアの執拗なフラッシュが飛び交う中、子供も大人も友達になれるパワーを持つスケートボード。観てるだけでエキサイトする。 その後、今日一日仲良くなった奴らと挨拶を交わしパークを後にした。

時刻は、23:00をゆうに回っていた。

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