朝起きるなりスーパーに買い出しに。甘くないコーン・フレークとILK、それと、ハズレの無さそうなストロベリー・ヨーグルトを買い、上井と瀬尻を起こし朝食にするが、満場一致で、かなり選んだジャケ買いヨーグルトが「超〜マズい!」ということになり大ハズレ。皆一口以上食べられず、結論「アメリカっぽいね!」で合計6$だけが闇に消えた。時刻は10:30過ぎ。結局、瀬尻がTECH DECKマニアということもあり、観光を含め近くのショッピング・モールへ車で朝食を獲りに行くことに。スニーカー屋、オモチャ屋、ジュエリー屋、電気屋、NEW ERAショップと観て回り、中華料理を食べ腹は落ち着いた。別のテーブルには、スケーターっぽい奴らも数人いる。
パーク到着は12:30過ぎ。今日からコンテストの開催だ。入り口に溜まる人の数からも感じていたが、やはりパークの中はもの凄い人の数と熱気だ。そこに
は全米中から集まったコアなスケートファンやそのファミリー、たくさんの女の子たちで溢れている。既に大会の真っ最中だ。
ここTAMPAはフロリダ州、EASTコーストに位置する。NY周辺は勿論、DELUX周りやFTCの連中など、端から端まで全米のスケート関係者も会場内のいたる
ところで確認出来る。上位入賞を果たすと、このTAMPA AMに招待される別のコンテスト、「DAMN AM」や「PHOENIX AM」も実はこのTAMPAと同じブレ
インだ。すなわち、スケートボード関連各メディアも集い皆ガッチリ協賛し応援するTAMPA AMは、実に全米トップ・アマ戦の規模を匂わす。ここで結果を
残すことは、単に勝つだけではなく、ライダーとしてとても大きな価値があるということを、参加者達は皆知っている。予選は、複数のライダーがヒート毎
に束ねられ、各ヒート間に練習時間を挟みエントリー番号順に出走し進行していく。1人=1本50秒×2トライ。高得点をマークした方のランが採点の対象と
なる。上位16名が予選通過し、15名がセミ・ファイナルへ駒を進める、内、予選順位一位通過者のみ、そのままファイナル進出という飛び級ルール。予選は
二日間あり、その日に勝った2人だけがいきなり決勝枠、ということだ。予選一日目、本日の出走者総数110名。上を狙う有名アマも多数参加しているが、
自分へのチャレンジとして楽しむため参加している人も非常に多く目立つ。レオは、エントリーNO.29、第4ヒートの出走。
ちなみに、エントリー費は、$150-(約¥18,000-以上)。
コンテストの進行もそうだが、アメリカの大会に限らず、海外の何処の大会を観ても思う特徴がある。まず、MCが次の出走するライダーの、全スポンサー、
出身地、年齢、コメントなどを紹介し始めたら、その間に該当するライダーは各自で出走準備行う。事前に判ってるとBESTだ。最後に名前を呼び上げられ、
そのタイミングで出走するのだが、前の出走のライダーのランが終わってからMCの喋ってる間、ほんの15秒程度だけ、パークの中は一瞬ゴチャゴチャの練
習場となる。そして、次のライダーが出走する直前には、皆ピタッとちゃんとDECKから降りて待っている。みんな、MCの進行をしっかりと意識して聴いて
いる証拠だ。スケートボードに対する意識の中に、個人的な邪念を持っている者は誰独りとしてない。
出走前のレオは、本人曰く「少々緊張した!」とは言っていたものの、割と軽い動きを見せていた。入念にルーティンをチェックしているのが判る。パーク
全体を意識し50秒という限られた時間の中、最大限ベストを尽くすことに集中したい。メチャメチャ混雑した中、各ライダー出走前のMCタイムの間にも果
敢にハングリー精神を出し何度もパークへ入る。そして、遂に出走の番が回って来た。2トライ中1トライ目のランの方が高得点をマーク。練習では何度も
メイクしていた、ジャッジ席から観て右奥、クォーターからの出走、一番最初のバンクTOバンクでのTRE FLIPでまさかの失敗をしてしまった以外、その後は
大したMISSもなくまずまずのラン。 ロング・レール横のバンクにNOLLIE INからクオーターで折り返し、長バンクに付いた平行レールでNOLLIE F/S RIPで抜
け、NOLLIE B/S FLIPを決めた完璧なルーティンは会場内を大きく沸かした。カービング・クォーターでの折り返しで繋ぎの技術なども披露し、また、TREを失敗した同じバンクTOバンクで挽回のNOLLIE B/S BIG SPIN HEELを見せ執念のメイク。その流れでW-SETでの、S/S OLLIEを決め、更に時間制限いっぱい最後に、もう一度W-SETで、S/S FLIP(惜しくも乗りゴケ)を見せるなど、巻き返しで多くの歓声を手にした。同じ日本人としてとても嬉しかった。予選を
終えたレオは、「ホッとしました!」と一言。いやいや、
実に大健闘である。瀬尻は明日の出走。
昨晩、WELLCOME PARTYを開催していたWERA HOUSEの方に来た。今日は中から名物ピザ屋にもそのまま入れる。メイン・コースでは、まだコンテストの
真っ最中。時より歓声も響いてくる。プチ・ストリートコースでは、ローカルやパワーを余らす数人のKIDSがガンガン滑っている。少し眺めていると、何や
ら手前のテーブルに「SPoT」というFREE PAPERが置いてある。「SPoT」とは、「Skate Park of Tampa」の略だ。早速手にとって何気なくペラペラとペー
ジをめくっていたら、それは、それは、かなり驚いた。なんと、一日しか経ってないのに、もう既に昨日の記事が掲載されているではないか。しかも、良く
観てみると、表紙(P1)のWELLCOME PARTYの写真欄と中のP2のメイン写真に写ってるのは、紛れもなく、右側から、SHINNOSK8、ビデオを撮る太一氏、
それと、BOWLに釘付けの瀬尻だ。P3は、上井の姿もある。これは、ド派手な歓迎だ!
会場は、TAMPAの中心街、YBOR CITYにあるCUBAN CLUB。入場に年齢制限はなかったが、上井と瀬尻はHOTELに留まることになり、太一氏とSHINNOSK8
の大人2人だけに。正に我々のような、長年に渡りスケートを愛す者にとって、「DINOSAUR JR」といったら、もはや説明不要のARTISTである。特に十数年
前、スケートビデオではお馴染みのARTISTであり、伝説的パートを数多く飾った。そういえば、最近、桜木くんが聞かせてくれた。スゲェ−タイミングだ。
桜木くんに「DINOSAUR JR」からスケート話に入いると、最後には結局ヘンズリ−の話がメインになる。そんなことを思い出した。しかし、勝手にライブの
時間が、0:00前後だろうと予測し会場に向かい、かるく道にも迷い到着は0:30に。既にライブは終了していた。一気に残念。散らかったゴミがライブ時
の壮絶な盛り上がりを物語っているようだ。しかし、客は一向に帰らない。パークで観た奴ばかりだ。写真を撮っていると色々な奴らに話し掛けられ、しば
し楽しい時間を過ごした。 |
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